フランス語ゼロからのニース生活

2016年に夫と猫とともに、フランス語ゼロで日本からフランスへ移住しました。 2016年末に娘を出産し、現在は育児に奮闘中。 移住に伴うフランスでの手続きごと(移民局、滞在許可証、セキュリテソシアル、運転免許、猫の海外引っ越し)や、南仏を中心に訪れた街や村を紹介しています。

セキュリテソシアル加入への6ステップ

フランスに入国した移民(外国人)は、滞在期間が満3ヶ月を過ぎたら、セキュリテソシアルに加入することができます。もちろん、有効な3ヶ月以上の滞在許可証を所持していることが前提です。

加入するための手続きは、けっこう時間がかかります。色々な書類も必要です。だから、加入資格を得る3ヶ月が来る前に、必要な書類を先に用意しておきましょう。

そして、満3か月過ぎたら、すぐにCPAMへ行って加入の手続きを始めましょう。

下記に書いているのは、「フランス人の配偶者」として加入する場合の手続きですが、それ以外の滞在許可証の場合でも大きな違いはないのではないかと思います。

 

 

※最近、「セキュリテソシアル」で検索して、当ブログにお越しになる方が多いため、2016年7月〜10月にかけて私が行ったセキュリテソシアル加入手続きに関する一連のエントリーから、加入にまつわる必要事項をまとめたものです。2017年11月時点で申請書類は昨年と変更はなさそう(つまり加入手続き内容も大きく変更ないだろう)ということで作成しました。少しでもお役に立てば幸いです。

  

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1.必要な書類を用意する

  1. 申請書 (Réf. 736 CNAMTS - Demande d'ouverture des droits à l'assurance maladie)
  2. パスポートのコピー
  3. 滞在許可証(またはレセピセ)のコピー
  4. OFII(移民局)発行の証明書のコピー ※OFIIがパスポートに貼ったシール

  5. 日本大使館(Conslat General du Japon)発行の出生証明書(Extrait D'act de Naissance) ※フランスの居住地によっては法定翻訳を要求されることもあるそうです。在仏日本大使館サイトはこちら。発行から6ヶ月以内のもの。

  6. 外務省発行のアポスティーユ付戸籍謄本のコピー ※アポスティーユについては外務省サイトを参考にしてください。

  7. フランス入国後3ヶ月以上が経過していることを証明するすべての書類

  8. 居住証明書または賃貸契約書 ※契約者に自分が入っていない場合は、居住証明書(Attestation de domicile)を書いてもらい、賃貸契約書のコピー、契約者(=居住証明書の作成者)のIDカードのコピーを添付しましょう。居住証明書には3ヶ月以上前(◯年◯月◯日)からフランスに滞在(居住)していることを明記してもらいましょう。

  9. 水光熱費の請求書 申請時から遡って新しいもの3ヶ月分。契約者に自分が入っていればベストですが、そうでない場合は、居住証明書と「住居の賃貸契約と契約者が同じ」であるものを用意しましょう。

  10. 銀行口座証明書(Relevé d'Identité Bancaire) ※払戻金の受取口座となります。私の場合、本人名義の口座開設ができていないと説明すると配偶者名義でもOKでした。その際は「配偶者の銀行口座に振り込んでください。」という趣旨の一筆を書いて署名する。何と書くかは、職員の指示に従ってください。

  11. 配偶者の扶養家族として加入する場合は、配偶者のパスポート・IDカードのコピー

  12. 配偶者の扶養家族として加入する場合は家族手帳(Livret de famille)のコピー

個人的には、5の出生証明書が一番手間と時間(とお金)がかかりました。書類を発行してもらうために、2度もニースからマルセイユ領事館に行かなくてはいけないからです(往復6時間)。領事出張サービスなどのタイミングを活かしてください。

6のアポスティーユや戸籍謄本は日本にいる家族や知人の協力が必要になります。必要かどうかは、事前に管轄のCPAMに確認してみてください。

 

2.書類が揃ったらCPAMに提出しよう

必要書類が揃ったら、居住地の管轄のCPAM(Caisse Primaire d'Assurance Maladie)に持って行きましょう。郵送する方法もあるかもしれませんが、足りない書類がないかどうか職員に確認してもらうためにも、自分で持って行くことをおすすめします。

 

3.2週間程たったら、CPAMに行ってattestationをもらおう

2週間程するとセキュリテソシアル番号ができている頃です。家に通知が届く場合もありますが(というか、そのように説明を受けるのですが)、あまり期待せずに直接CPAMに行って聞いてみましょう。

その際はパスポートや滞在許可証を持っていくのを忘れずに。加入手続きが進んでおり、セキュリティソシアル番号が付与されていれば「Attestation」を印刷してもらうことができます。

この用紙があれば、薬局や医者で支払ったお金の払い戻しが受けられるようになります。保険証(カルトヴィタル)が届くまで、これでがんばりましょう。それまでの間は、病院や薬局で支払い後に払戻の申請書(la feuille de soins)をもらうのを忘れずに。

 

4.CPAMから顔写真貼付と署名記入のための用紙が届く

セキュリテソシアル番号ができると、次は「保険証に印刷される顔写真」を貼り付け、「署名」を書く用紙が自宅に届きます。

顔写真はカラー、45mm × 35mmサイズのものが1枚必要です。

署名は所定の枠線内に記入します。黒いペンを使用してください。

身分証明書(パスポートコピー)を添付して、

同封の返信用封筒でCPAMに返送しましょう。

 

5.保険証を待つ間に「かかりつけ医」を決めて届出しましょう。

フランスは「かかりつけ医」制度を導入しています。これについては書くと長くなるので割愛しますが、「Mon Docteur」というサイト等を活用して、近所のかかりつけ医(Médecin généraliste)を探して専任しましょう。

個人的には、人気があっても家から遠いところのお医者さんはおすすめしません(体調悪い時に遠くに行くのはしんどいですから。)ご近所さんのかかりつけ医などを聞いてみても良いでしょう。

かかりつけ医になってもらうために、医師に予約を取り、登録手続きをしてもらいましょう。かかりつけ医登録のための用紙を持参するとよいでしょう。→Déclaration de choix médecin traitant

カルトヴィタルの情報を医師がその場でシステムにつないで書き換えてくれる場合もありますが、念の為、署名してもらった用紙はCPAMに郵送しましょう。

 

6.保険証(カルトヴィタル)が届く!

写真と署名の用紙を返送して1〜2週間程すると、カルトヴィタルが自宅に届きます。

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こんなやつです。

 

おまけ>ウェブサイト使用のためのパスコードが郵送で届きます。

セキュリテソシアルに関する情報(払戻金の振込状況や、各種サービス)はウェブサイト

https://www.ameli.fr/)で確認することができます。

セキュリテソシアル番号が決まると、パスコードが郵送で送られてくるので、早速設定しましょう。

 

さあ、これで怪我や病気をしたとしても、心配が少なくなります!

私の場合、8月1日に書類を出して、カードを受け取ったのが10月25日でした。だいたい3ヶ月かかりました。

これがフランスです!

 

 

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